【靴売り場の接客店員】得意だと思ってた接客業、信じられないお客を何人も見て二度とこの仕事はしないと決めた。

【靴売り場の接客店員】得意だと思ってた接客業、信じられないお客を何人も見て二度とこの仕事はしないと決めた。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
35歳

【当時の職業】
イオン店内にある靴売り場の接客店員

【当時の住まい】
実家で両親と三人で暮らしていました。
公営住宅でした。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
元々接客業が好きだった事、接客に対する得意意識があった事もあり、なるべく近場でそういった職場を探していました。
そこで靴売り場の求人を見つけ、現場を見に行ったところとても雰囲気がよかったので応募しました。
正直、接客業なら何でもよかったという部分はあります。

【環境と仕事内容】
商品の発注、管理、陳列、レジ打ち、お声がけなどが主な仕事でした。
売り場の規模は大人靴売り場と子供靴売り場の二か所がありましたので、イオン店内にある売り場としては若干広めだったと思います。
扱うものは靴とシューケア商品(靴べら、インソール、クリーナー等)。
従業員の数は7,8人程度で、私以外は全員女性でした。
ポジションは特になく、お客様の年齢層はかなり高め。
月20日程度の出勤で、労働時間は7時間。
給与は手取りで12万程度でした。

【大変だった時期】
32歳で入社したのですが、最初の3ヶ月くらいが一番大変でした。
どちらかといえば「見て覚えろ」という職場だったので。




【大変だったこと】
特に大変だったと感じた事は二つあります。
ひとつは平日の全くお客様がいない時間帯にやる事がないという事です。
商品整理、清掃などは何時間もかけてするものではないので、ただ売り場を徘徊している、という時間がダラダラと続き、贅沢な悩みかもしれませんが苦痛を感じていました。
もうひとつはやはりクレーム対応です。
信じられないようなクレームをつけてくるお客というのは実際いらっしゃるもので、その対応が大変でした。
また、クレームというよりは、ただ単に世間話がしたいというお客様もいて、その相手をするのも大変でした。
商品を購入したいお客様の話ならいくらでも聞けますが、全く関係ない話となるとこちらのモチベーションも当然上がらず、ただただ早く帰ってほしいと思うばかりでした。

【大変だった期間】
5年弱勤めていたのですが、そのほとんどが自分的には大変な時期でした。
よく5年もいたなと思います。




【当時の心境】
仕事に慣れ始めてから、徐々に人間関係の嫌な部分が見えてくるようになり(AさんがBさんの愚痴を言ってくる、BさんがCさんの愚痴を言ってくる等)、また、ひとり強烈に合わない人間がいて、出勤するのがどんどんイヤになっていきました。
出勤前は自分でも分かるくらい不機嫌でした。
楽しかった、という記憶は特にありません。

【職場が大変だった原因】
特定の人物のせいだと思います。
ひとり、「この人はわざと人に嫌われようとしているのか?」というくらいの人物がおり、何かとその人物がトラブルの原因になっていました。
大変な事は色々ありましたが、一番のストレスはその人でした。




【仕事で良かったこと】
充実や喜びを感じたのは、やはりお客様とのやり取りの中ででした。
年配の方で、どういった商品を購入したらいいか分からない、そういったお客様につきっきりになって、最終的に笑顔で商品を買って帰ってもらった時、確かな充実感がありました。




【特にひどかった最悪の出来事】
売り場にいたところ、ある中年男性が「ここは靴のオーダーメイドとかはやってないのか」と尋ねてきました。
そこで「すみません、うちは販売専門なのでそういった事はやっておりません」と答えると、「よく調べもしないでなんでそんな事が言えるんだ!」と訳の分からない事を言い始め、「自分は接客の経験がある」「お前の対応はおかしい」などと大声で騒ぎ始め、警備員さんやら店長やら全員集合の大変な騒ぎとなりました。
自分もそこまで温厚な性格ではないので、本当に手が出る寸前でした。
その客は1時間ほど騒ぎ立てて帰ったのですが、後から聞いたら有名なクレーマーだったとの事。
1週間くらいは怒りが収まりませんでした。
今思い出しても腹が立ちます。
ダントツで嫌な思い出です。




【相談した人・助けてくれた人】
イヤなお客にあたって愚痴をこぼした事はあります。
ただ、年下の従業員に愚痴をこぼすことはしませんでした。
愚痴は聞いてくれるだけでありがたいものでした。
相談に関してはほとんどした記憶がありません。
相談したところで、どういったアドバイスが飛んでくるのかは自分なりに想像がつきましたので。

【改善のための行動】
とにかく口数を減らす事を意識しました。
相手が従業員にしてもお客さんにしても、余計な事を喋ってそれが後々面倒な事になる事が多かったので、黙々と必要最小限の仕事をしようと。
それによって多少トラブルは減ったかと思います。




【現在の状況と心境の変化】
今はその職場を離れて別の仕事をしています。
今思う事といえば、もっと早く辞めておけばよかったという事だけです。
なぜ5年間もいたのか。
時間の無駄、と言ったら言い過ぎかもしれませんが、もっと早くに決断しておけばよかったと思います。
それから、もう接客業をやるのはイヤになりました。
5年間で嫌な客を多く見過ぎました。

【学んだこと】
どれだけ話しても話の通じない人間がいる、本当に人の心を持っているのかと疑いたくなるような人間がいるという事を学びました。
また、相手がお客だからとって下手に出過ぎるのもいけないと学びました。
もう接客業はやらないでしょうが。



【当時の自分へのアドバイス】
我慢しすぎる必要はどこにもないという事。
特に日本人は我慢する事を美徳と考えがちだが、それで自分の心が壊れてしまっては何の意味もない。
お客が何を言おうが店員は絶対に我慢しなければならない、というのも真っ赤な嘘。
店員も客も同じ人間です。
どちらが偉いという事もない。
間違っているものは間違っていると言うべき。
自分の身は自分で守って下さい。